スマートライト株式会社にて販売しておりますDALI初心者学習キットは、DALI制御を実際に体験していただけるものです。
このページはDALI初心者学習キット説明書「3.DALIスイッチの準備」です。
キットの内容はこちら ⇒ DALI初心者学習キット説明書 2.キットの内容
【参考】初心者スタッフが体験したレポート ⇒ DALI初心者学習キットの接続&学習レポート No.1 機器の接続
参考動画はこちら ⇒ DALI初心者学習キット解説動画 No.1 接続について(変更になっている部分があるので、ご覧の際はご確認ください)
DALIスイッチの準備で使うもの
- DALIスイッチ
- スイッチボックス
- 皿ネジM4×20 2本
- フェルール端子付きケーブル 1本
- マイナスドライバー
DALIスイッチの準備作業
こちらの動画にそってDALIスイッチボックスの準備を行います。
⇒ DALIマスター(タッチスイッチ)EUCHIPS DALI-P02をスイッチボックスに取り付ける方法
1.DALIスイッチの操作板の裏を取り外す
スイッチ操作板下部の側面にある「OPEN」と書かれた爪の隙間にマイナスドライバーを差し込みます。
隙間を開くように力をかけて外します。
「USB」「RESET」の文字の下が止まっている部分なので、片側ずつそこに力の意識を向けると開けやすいでしょう。
最初は少し力が必要かもしれませんが、こじ開けます。
2.DALIスイッチ操作板にケーブルを取り付け
操作板の裏側の緑色の突起部分、接続端子にフェルール端子付きケーブルを取り付けます。
ケーブルのどちら側でもOK。
また、赤(プラス)黒(マイナス)の挿し込みの決まりもありません。
上部の四角い穴にケーブルの先端(フェルール端子)を差し込み、側面にあるネジをマイナスドライバーで回します。
フェルール端子がしっかりと入らない場合は、一旦ネジをゆるめると穴の奥に入ります。
この接続端子の上の部分は取り外せるので、扱いやすい方法で行いましょう。
3.スイッチボックスに穴を開ける
スイッチボックスにケーブルを通す穴を開けます。
このスイッチボックスには側面と底にあたる部分に穴が開けられるようになっています。
このうちのひとつを開けます。
スイッチボックスを設置する場合は配線の都合の良いところを開けると良いでしょう。
今回は向かって右の上の側面の穴を開けました。
開けられる丸の部分に隙間があるので、無理やりマイナスドライバーを差し込みます。
くっついている部分がちぎれるように、隙間を広げるように力をかけていきます。
外側からだけではなく、内側からも差し込んで、何度も引き剥がすように力を入れていきます。
浮き上がってきたら、外します。
4.ネジで操作板の裏を留める
スイッチボックスの上に操作板の裏板を載せます。
上下(OPENの爪が下)と裏表(格子のスジのない方が上)を確認しましょう。
左右を皿ネジで留めます。
最後までネジを締めようとすると操作板の裏板が反り上がってしまいます。
このくらい少しゆるめのところで状態を見た方が良いです。
5.操作板を留める
スイッチボックスの穴にケーブルを通して、操作板のOPENの爪で上下を確認して載せます。
爪がはまるようにパチンとはめ付けます。
これでDALIスイッチの準備は完了です。
次はDALI初心者学習キット説明書 4.DALIコンバーターの準備です。
【動画】DALIスイッチの準備
この記事の内容は動画でも見ることができます ⇒ DALI初心者キット説明書 3.DALIスイッチの準備|DALI KNX EnOcean照明制御チャンネル