Interra社のKNX人感・照度センサー ITR415-0001には、複数台を利用する際、1台をMasterにして他をSlaveとして設定する方法があります。
ETSを使って、MasterとSlaveのセンサーを連動させる設定方法を紹介します。
グループアドレス
0/0/1 : Sensor
0/0/2 : Sensor Master/Slave
と2つのグループアドレスを作成。
Master側
デバイスを選択しParametersのタブを開きます。
Sensor>Operationにて
Operation type : master mode
Used movement detection : internal and external
を選ぶことで、GooupObjectにSlave inputという1bitのGroup Objectが表示されます。
Slave側
SlaveにするセンサーのParametersから
Sensor>Operationにて
Operation type : slave mode
にします。
こうすると、Slave outputというグループオブジェクトは、人感センサーに反応があったときだけONを送ります。
グループアドレスにグループオブジェクトをリンク
0/0/1 : Sensor
こちらには、MasterデバイスのSensorというグループオブジェクトをリンクして、MasterとSlaveの組み合わせの人感センサーの状態を出力。
0/0/2 : Sensor Master/Slave
こちらには、
Master側: Slave input
Slave側:Slave output
をリンクすることで、Slave側のセンサー情報をMasterにリンクさせ、結果として0/0/1はMasterとSlaveを組み合わせた人感センサーの検知値が出力されます。