ComfortClickではAlexaと連携できる機能がありますが、ComfortClick側で複数のシーンを用意したとき、Alexaからどのように呼び出せばよいのか、その設定方法をご紹介します。
KNX-demo Deviceの設定
まずはDevicesにKNXを追加。これは単にAlexaとの値をやりとりするためのものなので、KNXはDemo Mode :Trueにします。
DataPointType 5.001 ScalingのDataPointを作成し、適当にGroupAddressを作成します。今回は1/0/1にしました。
ComfortClick側 Alexaの設定
ComfortClickのGeneralからAlexaにEndpointを追加。
DisplayNameは照明
Alexa Display CategoryはLight
DeviceはPower Level COntrollerを選びます。
Power Level ControllerのSetをクリックし、先ほど作成したKNX-demoのLevelを選択します。
スマートフォン Alexaアプリでデバイスの追加
スマートフォンのAlexaアプリのスキル・機能からComfortClickを検索してスキルを有効にしてComfortClickのAlexaに追加した照明デバイスを追加します。
動作検証
Alexaに
「Alexa、照明を1にして」とすると
このようにValueが1になります。
「Alexa、照明を3にして」とすると
となります。
照明シーンのトリガー設定
G1-100という照明シーンのTriggersでAddをクリック。
KNX-demoのlevelを選び、ConditionはEquals(=)でValueは1、Allow Retriggerもチェックをいれます。
これで、「Alexa、照明を1にして」とよびかけると、G1-100のシーンの呼び出しができます。
他のシーンもトリガーを設定してValueを変更することで呼び出すことができます。