前回、ComfortClickのBASICデバイスを利用してRS-232Cのコマンドを送る方法を確認しました。
ComfortClickからRS-232Cでコマンドを送る方法 – スマートライト株式会社
今度は、どれぐらいの長さまでおくれるかを確認します。
というのも、KNXのRS-232Cが送れるデバイスではデータ長に制限があり、その代替えとしてComfortClickを使うとどこまでできるかを調べるためです。
ComfortClick側
このように長い英数字のデータを用意し、長さを変えながら送ります。
結果
1回目では147byte(文字)のデータをおくることができました。
2回目は220byteのデータを送ったのですが、Analyzer側では147byteと73byteの2つに分割されていました。
RS-232Cのデータの最大データ長は?
RS-232Cではデータの最大長さに制限があるのかとおもい検索してみましたが、15mの距離の制限を確認できるもののデータ長については見つかりませんでした。
なので、ChatGPTにきいてみたところ、
RS-232Cは通信プロトコルの一つであり、データ転送のサイズに直接的な限定はありません。RS-232Cの主な制限は伝送距離と速度に関するものです。通常、RS-232Cは最大で約15メートルの距離で信頼性の高い通信を提供し、伝送速度は最大で約115.2 kbpsです。
データ転送量に関して言えば、これは使用するデバイスやシステム、プロトコルに依存します。RS-232C自体による特定のバイト数の上限はありません。長いデータを転送する場合、通常は複数のパケットに分割して送信され、受信側で再構成されます。重要なのは、送信するデータが受信側のデバイスやソフトウェアで処理できる形式であることです。
と回答がありました。
とりあえず、スマートホーム関連でRS-232Cデバイスを制御する場合は、100byteのコマンドが送ることが十分そうなので、検証はここまでにしておきます。