以前、ワインセラーの照明制御の案件でお仕事させていただいた照明デザイナーTILe株式会社 岩壁泰良さんが、2024年、溝の口で新しくオフィスをつくられるということで、KNX-DALIの照明制御システムを導入いただきました。
とはいっても最低限の設定をしていただけでシステムでできることの深掘りができていなかったため、岩壁さんにも了解いただき、この様子を記事にしていくことにしました。
岩壁さんのオフィス

オフィスはこのような状態で、KNX-DALIの制御システムはLiving/Diningに導入いただきました。



KNXのボタンは2つ採用。MMelecro社のDoraシリーズ。

正方形で上下押し4ペア8ボタンのDora Quadro 色はRoyal Silver。

左右で4ペア8ボタンのDora QuadroLine 色はRoyal Silver。
制御イメージ

こちらがシステムイメージです。ComfortClickサーバーでKNXとHueを管理。照明シーンを呼び出します。また、KNX-DALI Gatewayを使って間接照明とダクトレールを位相で制御しております。

これまでは、スマートフォンからシーンを呼び出し、KNXスイッチで各照明器具をON/OFFと調光をしていました。
次の展開
最近、ECHONET Liteを検証しているのですが、岩壁さんの事務所のエアコンもHEMSアダプターがありECHONETE Liteで制御できることがわかりました。
また、遠藤照明さんのSmartLEDZとも連携したいという岩壁さんの希望もあり、次は空調(ECHONET Lite)とSmartLEDZもこのシステムで全体制御をしていきます。
あと個人的にはmatterも絡ませたいので、今後のシステムアップデートを紹介していきますので、次回のアップデートを楽しみにしてください。