この記事はDALI初心者学習キット TYPE6をすでに終了した方が、TYPE8調色タイプの学習を行う場合の解説資料です。
デバイス一覧

DALI初心者学習キット TYPE8調色タイプの構成は上記のとおり。
接続:DALIスイッチ EDT2

DALI信号線をDA1とDA2に接続してください。(極性なし)

ダイヤルについては最初、上記のとおりにしてください。(Broadcast Mode)
接続:DALIコンバーター

DC 24V電源は上の写真のように+とーを接続します。

調色テープライト x2セットはこのようにつなぎます。

接続端子のアップです。
茶色はCommonの(+)になります。
DALIコンバーターのモード変更
DALIコンバーター SR-2309Pro-5Cはモードによって、Device Type8のRGB,RGBWAF,XY,CCTに対応させることができます。今回はDeviceType8のCCT(調色)x(2DALIアドレス)モードにします。
まずは、DALI BUS電源とDC24V電源を通電します。

ボタン1と2を同時長押しすると、デジタルディスプレイが点滅します。

点滅したらボタン1と2を押しながら、上の表示になるように合わせ、再度、ボタン1と2を長押しして点滅を終了させます。
ちなみにモードについては下記のとおり

1つの制御ギアに2つのTcカラーデバイスが統合されており、このモードでは2つのDALIアドレスを使用して、2系統の調色(チューナブルホワイト)LEDを個別に制御できます。

1つの制御ギアにXY+Tcカラーデバイスが統合されており、このモードでは2つのDALIアドレスを使用して、RGBおよびCCT LEDを個別に制御できます。

1つの制御ギアにRGBWAF+Tcカラーデバイスが統合されており、このモードでは2つのDALIアドレスを使用して、RGBおよびCCT LEDを個別に制御できます。

1つの制御ギアにXY+DT6タイプのデバイスが統合されており、このモードでは2つのDALIアドレスを使用して、RGBおよびW(白色)LEDを個別に制御できます。

XY座標カラ―タイプで、このモードでは1つのDALIアドレスを使用してRGB LEDを制御できます。

Tcカラ―タイプで、このモードでは1つのDALIアドレスを使用して調色(チューナブルホワイト)LEDを制御できます。

RGBWAFカラ―タイプで、このモードでは1つのDALIアドレスを使用してRGB+CCT LEDを制御できます。

DT6デバイスタイプで、このモードでは1つのDALIアドレスを使用して単色LEDを制御できます。
点灯テスト(Broadcast Mode)
PCとTridonicDALI USBを接続しDALI Monitorを立ち上げます。


スイッチの真ん中がON/OFFスイッチなので、何度かタッチしてLEDを点灯させてください。

DALI Monitorは上のようになればOKです。

今度はスイッチの上の「調光モード」スイッチをタッチして、明るさスライダーのあたりをいろいろタッチしてみましょう。
明るさが変わればOKです。

DALI Monitorにはこのように表示されます。
アドレッシング
MasterConfiguratorを使ったアドレッシングについては下記の動画を参考にしてください。
ただし、動画内では調色のアドレスが1つだけですが、

このモードでは調色のDALIアドレスが2つになり、Master Configuratorの表示はこのようになります。

DALI DeviceType8 調色スイッチ EDT2の設定
EDT2は裏側のダイヤルスイッチで、Unicastモード、Groupモード、Broadcastモード、SCENEモードの設定ができます。

XとYの値でDALIアドレスの0~63までを設定します。ここで設定すると、下図の番号1がそのアドレスになります。


Xで7を選択するとグループモードとなりYで先頭のグループ番号を設定します。

SCENEのダイヤルを設定することで先頭のシーン番号を0~15に設定できます。

Broadcast Modeに設定したときのシーン呼び出しは全体で呼ばれますが、UnicastやGroup Modeの時は選択したアドレスに対してシーンの呼び出しが行われます。
DALI Monitorを見ながら、どんな時にどんなコマンドが送られるのかを試してみてください。
DALI初心者学習キット TYPE8調色タイプで覚えてほしいこと
DALI初心者学習キット(TYPE6)を学習済みの方が、 TYPE8調色タイプで覚えてほしいことは
- 調色でのシーンの設定方法
- 調色を行うときのDALI Monitorに流れるコマンドの量
です。
コマンドの内容について理解したい方は下記の記事を読んでみてください。
DALI TYPE8 CCTで色温度設定のコマンドを送る方法
自分がやりたいこと、実際にプロジェクトに携わった時にクライアントから求められそうなことなどを考えながら、自分で手を動かして体で学んでください。
わからないことがありましたら、解説動画もつくりますので、連絡ください。
次のステップ
この学習が終わったら、DeviceType8のRGBを試すとよいです。
ただし、DeviceType8の調色を学習済みであればすぐに理解できると思います。
現実的にはDALIだけのプロジェクトはあまりないので、次はKNXを使ったDALI制御の学習をされることを強くおすすめします。
KNX-DALIによる照明制御を学ぶことができれば、実際の照明制御の現場を受けることも可能になりますが、顧客の要望に対応しようとすると、人感・照度センサーとの連動。スケジュールでの運用といったことも出てくるので、下記の学習も視野にいれることをおすすめします。
また、経験がないのに自社だけで照明制御プロジェクトを受注するのが不安であれば、弊社にてサポートすることも可能なので、ぜひ、気軽にご相談ください。
実際のプロジェクトを行うと、圧倒的に成長します。
その他、BACnet、Modbus、LoRaWAN、EnOcean、DMX、SPIといった他プロトコルとの連動や、他社システム、空調設備などの連動、AIを使ったアプリケーションと照明のインテグレーションなど、わけのわからない相談が来たら、気軽に弊社にお声がけください。
