CALのデモキッドとは、以下のような照明制御機器になります。
今回は、こちらにアクセスしてシーン設定などを見てみました。
使い勝手などもよかったのですが、1番は「複数人で編集可能」というところがとてもよかったです。
デバイスへのアクセス方法
PCと繋げるデバイスは、「Network Processor Unit」になります。こちらにLANケーブルを繋げて接続するのですが、付属のWi-Fiのパスワードが分からなかったため、会社のルーターWi-Fiを使い接続しました。
Wi-FiのIPとデバイスのIPを合わせるのですが、デバイスのIPは本体のディスプレイに流れてきますので、そちらを確認してください。
Wi-FiとデバイスのIPがそろったら、WebでデバイスIPをたたいて設定を開きます。
デバイスの設定
今回は、Upgradなどもなかったため、「Configuration」からシーンの設定をしました。
開くと下図のような画面が出てきます。
まずはデバイスの追加方法です。
デバイスの追加は下図の部分で行います。リストの中から、追加デバイスを選びAddをクリックして追加します。
次にシーンの追加です。左に繋がっているデバイス、照明、上にシーンがあり、交差している場所がシーンの照明の照度になります。
上にあるタブ内の「Add scene」をクリックすることでシーン数を増やせます。
初めは何もないように見えるのですが、クリックすると%が出てきますので、数字を入力すると追加されます。
シーンを決定したら、下に行きスイッチ動作を設定します。
今回スイッチは2種類あり、ボタン式とダイヤル式があります。
ボタン式の際はRecallにすることでシーンが再生されます。
ダイヤル式は、Adjust Levelにするとダイヤルが使えるようになります。
今回のダイヤル式は押しボタンも含まれています。この際は、矢印が丸くなったマークがダイヤル、ボタンに下矢印がプッシュマークになります。
このプッシュマークに、先ほどのRecallを追加することで、シーンを呼びつつ明るさの調整ができるようになります。
デバイスの下には設定マークがあり、こちらを開くと、最低照度などを決めることができます。
今回はI/Oも繋がっていたため、設定も見てみました。
I/Oはまず設定を開くと、下図のように何番がどんな動作になるのかの設定ができます。
特に、Analogue Outputはシーンによって送る「W」を変更できる設定になります。
この場合は、「シーン1の時I/O 1に繋がっている器具に100W」「シーン2の時に50W」「シーン3の時に0W」という設定になっています。
以上の作業を複数人でやっても、更新することで自分の作業はそのまま、他の人の作業が反映された状態になります。
コントロールとモニター
Controlは、この画面でシーンを動かせるということなので特に難しくありません。
「Lighting Control and Adjustment」を開きます。
すると下図のような画面が出てきます。こちらに出てきたものが、先ほど登録したデバイスになっており、スイッチをクリックするとシーンが切り替わります。
モニターは、現在の状況が見れます。「monitor」を開くと下図のような画面が出てきます。
スイッチだけでなく、他のデバイスの状況も見れます。
Logなどもここで見れるようになっています。
以上が今回いじってみた内容になります。