以前、 ComfortClickからKNXデバイスの値をHTTP-GETで送る方法という記事をアップしました。
KNXデバイスの状態が変わったときに送る方法をご紹介しましたが、各種センサーの状態やエアコンの温度設定などは、定期的にその時の状態を送りたい場合もありますので、今回はその方法を送ります。
Programを使って送る方法

前回作成したHttp-Getの下にProgramを追加して送る方法です。

AddからRunを選択

Http-GetのFunctionのSendをRunします。

AddでRestartを選択。

ここでは10秒後にRestartするように設定しました。
ただし、このままだとこのProgramを実行するTriggerが設定されていません。

TriggerをGeneral>TimeからMinuteを選び15にします。
Allow retriggerのチェックをいれると、何時であっても15分になるとこのプログラムが動き始めます。
プログラムを止める設定はしていないので、一度動くと10秒おきにデータを送信します。
Timerを使う方法
先ほどのProgramを使う方法はプログラムが動いているかどうかで動作の判断を行いますが、Timer機能を使うと、次にデータを送信するタイミングを数字で確認することができます。

HttpにTimerを追加します。

ValuesのタブでSecondsを10にします。こうすると10秒タイマーが作成できます。

Timer CommandsのところでHttp-GETのSendを追加。

Reset On RetriggerをTrue、Timerが終了したときにGETコマンドが送られるように選択。また、Auto Restartで一度動き出したら継続するようにします。

HTTPのパネルにTimerをドラッグ&ドロップ。CurrentTimeを選択

このままだと、Timerを起動するボタンがないので追加します。

これで、StartTimerを押すとTimeが動作し、設定した時間(10秒)ごとに一度、KNXデバイスのデータが送信されます。
ただ、これだとユーザーが動的にTimerを起動する必要があるので、

このような感じでTriggerを設定する必要があります。
上ではMinuteにしていますが、動作に問題なければ、1日に1回Triggerを設定しておくだけでよいとおもいます。