弊社、スマートライト株式会社では監視カメラについて皆様からのご相談に応じております。
近年では監視カメラの性能はどんどんアップしていると同時に安価なものも増えてきており、お客様の用途や予算、必要な機能に応じて選ぶことができます。
そこで今回はコインランドリーの監視カメラについて考えてみます。
私の実家では飲食店をしていましたが、サイドビジネスでコインランドリーを経営し、飲食店を閉じた後の今、メインの収入源になっています。
24時間営業していて無人であるためにいたずらが多いので、監視カメラは必須です。
「監視カメラ」と「防犯カメラ」の違いについてですが、「動画を映す」カメラの性能としては同じです。
監視カメラは（悪事が起こらないように）見張るためのカメラ。
防犯カメラは犯罪が起こりやすいところに設置する監視用のカメラ。
ウィキペディアの「監視カメラ」のページには
何らかの目的で何らかの対象を監視するためのビデオカメラである。主に人間を監視し、犯罪の抑止などの効果を求めて設置されるものは防犯カメラ
と記載されているため、ここでは防犯用途のカメラも含めて「監視カメラ」と表していきます。
コインランドリー経営で困ること
- 無断駐車・長時間駐車
利用者以外の駐車や利用したものの洗濯が終わっても長時間車を停めたままにされると、利用者が駐車できず、お客を逃すことに。 - 駐車場（店外）でのトラブル（他の車や人、店舗や設備等との接触）
車やオートバイでの来店の際に駐車場内で人や他のものに接触する。特に利用者同士の場合は店舗経営者が仲裁に入ることも。 - 利用者同士のトラブル
混雑時には機械の順番、機械を利用中に不在にしていたことによって利用者間で起こるトラブルなどが原因で、店舗内での利用者同士のいさかいが起こることもあります。 - 利用者以外の侵入（溜まり場になる、ホームレス）
24時間開いている場合、深夜でも明かりがあり、風雨をしのげるので、利用目的以外で店舗に留まる。そのために利用者が入店できない場合も。 - ゴミの不法投棄
コインランドリー利用時のゴミの管理も必要だが、ゴミ箱があるために外から持ち込まれる。
駐車場へのゴミの置き去りも。 - 正しくない方法での機械の操作による故障
力ずくで蓋の開閉をする、押すボタンを間違えるなどで起こる故障。 - 設備の破損
洗濯機や乾燥機を故意に壊す、壁を蹴る、ガラスを割るなど。 - 洗濯物など利用者のものの盗難
間違えて持ち帰るケースは戻ってくることがありすが、故意に持ち去る（女性の洗濯物など）も。 - 店舗内の設備等の盗難
利用しやすいように置いてあるカゴ、テーブル、椅子、飾り物などの持ち去り。 - 機械内のお金の盗難
洗濯機や乾燥機、洗剤の販売機内にある売上金は比較的小学のこともありますが、両替機にはある程度の金額が入っているので、両替機内のお金の盗難が多いです。これらの場合は、機械も壊されます。
コインランドリー経営で監視カメラを設置することで期待できること
屋外カメラ
- 車、オートバイ、自転車、人、それぞれの動き
- 人の顔
- 車の車種、ナンバー
- 駐車場の状況（駐車台数）
- 入店、退店の時間
- 天候
店舗内カメラ
- 人の動き
- 人の顔、会話
- 利用状況
- 店内、設備の様子
- 店舗滞在時間
いずれもトラブル発生時には離れた場所からパソコン、スマートフォン、タブレットを使って様子を見ることができます。
コインランドリー経営での監視カメラ設置の問題点
コインランドリーのトラブルで一番被害として大きいのが両替機内のお金の盗難。
お金の金額だけではなく、両替機を壊して取り出すため、両替機も修理交換するため、損害額が大きくなります。
このような犯罪行為の場合、犯人は手慣れていて、まず防犯カメラを壊していきます。
簡単に手を下すことができない場所に設置すればよいのですが、天井が低い、やむを得ず足場ができてしまう、など壊そうと思えば壊せてしまうような場所になることもあるでしょう。
抑止のためと思い、どうせ壊されるからダミーのカメラを設置するという方法もあります。
でもそれでは、ほかに必要な監視もできなくなってしまいます。
カメラが壊され、両替機が壊され、お金も取られる……。
悩ましい問題です。
コインランドリーで多発するいたずら対策に監視カメラで遠隔管理
上記のようにまず監視カメラを破損して犯罪に及ぶケースもあり、金銭的なダメージが大きくなりますが、それも保険に入っている場合は損壊箇所等の証拠がしっかりと残っていれば保証されます。
監視カメラが壊される直前までは記録されるので、人物の確定の可能性もあります。
また、カメラ自体や両替機の前にセンサーをつけておくことで、そこに一定の時間、人が留まっている場合にアラートをあげることができるシステムもあります。
それによって、店内の照明を消灯する、フラッシュライトを点ける、警報音を鳴らす、など抑止するアクションを起こすことができます。
もちろん、同時に管理者に連絡されカメラが起動していればリアルタイムで現場を見ることもできますし、警備会社に通報するようにもできます。
コインランドリーの清潔を保つために監視カメラで様子を見る
店舗周りや店舗内が汚れているのを確認できれば、定期巡回以外ですぐに清掃に行くことができるので、清潔に保つことができます。
衣類をきれいにする施設なので、店舗内外の清掃は重要でしょう。
店舗内外にゴミがある、店舗内が汚れている、などは利用者にとっても不快ですし、場所が乱れていると良くないことを引き起こしかねません。
カメラ映像で確認できれば、定期巡回以外の時でも掃除に行くけるので、いつもきれいな状態にしておくことができるでしょう。
コインランドリー利用者の情報収集にも利用できる監視カメラ
コインランドリー経営では日時を設けてキャンペーンを行ったりなどということは少ないでしょうけれど、利用状況を知ることは経営にも役に立つでしょう。
天候、時間、曜日、様々な要因で利用状況が異なることがわかれば、機械のメンテナンス、清掃などのタイミングを計り、お客様に快適に利用してもらうことができるでしょう。
利用者の属性に合わせた店舗の内装を工夫しても良いですね。
布団を洗濯する人が多い店舗なら機械を入れ替る、というような利用者のニーズに応えることも可能です。
監視カメラの購入
監視カメラの購入を考えるとき、お客様の予算に応じて大きく３つの選択肢があります。
- 最も安価な【DIY系】
Amazonなどネット通販で購入し自分で設定や設置を行います。 - 機能と価格のバランスが良い【スマートホーム系】
店舗に合わせてプランを提案可能。
電動シャッター、人感センサー、照明との連動などの制御が可能。 - プロ用【監視カメラ専門メーカー系】
魚眼レンズ式やステンレス製など様々な監視カメラから、高性能なAI機能を備えたものまでお客様のご要望に広く対応。
場所に合わせたカメラの選定、設置から工事まで依頼することができます。
以上3種類から、設置場所、予算、用途に合わせて検討されると良いでしょう。
監視カメラを設置するのはいたずらの対策になり、犯罪の抑止、治安の維持にもつながります。
店舗内外での利用者同士、近隣住民、場合によっては経営者とのトラブルが起きた時の証拠としても利用できます。
衣類をきれいにするところなので、いつもきれいなお店がいいですね。
さらに女性がひとりで利用する、夜に利用する、というときに安心して利用できる店舗だと嬉しいです！
安全で清潔な店舗として利用者に気持ちよく使ってもらえれば、評判が上がったりリピート率が上がるでしょう。
コインランドリーに監視カメラの設置をお考えの際にはスマートライト株式会社へご相談ください。