SpaceCore(スペース・コア)のスマートホームデバイスを実際に見てきました! 〜第4回 スマートハウスEXPO

2021年12月6〜8日に東京ビッグサイトで開催された第4回スマートハウスEXPOへ行ってきました。

こちらで株式会社アクセスラボが運営するスマートライフ・プラットフォーム「SpaceCore(スペース・コア)」のデバイスを実際に手に取って見てきました!

Smart Station 〈スマートステーション〉

Smart Station 〈スマートステーション〉

LANポートに接続したこのスマートステーションに専用アプリケーションを利用してスペースコアの各デバイスとペアリングすることで、そのデバイスをスマートフォンで操作することができるものです。

机の上など平なところに設置します。
大きさは110.8cm四方、厚さは28mm。
白で柔らかみのあるデザイン。

上部には(画像左側から)電源コネクター、初期化スイッチ、LANポートがあります。
正面のロゴの下に作動をあらわすLEDランプがあり、電源が入っていると点灯します。

スペースコアの各デバイスはスマートステーションを用意する必要があるということですね。
スペースコアのデバイスのハブとなるものです。

壁掛けには対応していないのかな?

裏側に穴とか、ないみたいです。
机や棚の上で立てかけるようにすることはできそうです。

SPOT Mini〈スポット ミニ〉

SPOT Mini〈スポット ミニ〉

エアコン、照明器具、テレビなどの赤外線対応家電(赤外線リモコンで操作する家電)を専用アプリケーションを使ってスマートフォンでまとめて操作できます。

スペースコアの他のデバイスとも連携が可能。
また、Amazon Echo、Google Homeといったスマートスピーカーとも連携できるので「アレクサ、エアコンつけて」「OK Google、テレビをつけて」と音声で操作することもできます。

スマートステーションを設置し、使用できる状態であることが必要です。

裏側の上部半円になっている部分は、壁面取付用プレート。
壁に取り付けることができます。
しかし、microUSBの電源コネクターを使用するので、コードレスというわけにはいきません。

これを見ても何かわからないくらい小さくてシンプル。
設置場所を選ばないですね。

CUBE Environmental Sensor 〈環境センサー〉

CUBE Environmental Sensor 〈環境センサー〉

室内の温度、湿度、明るさを感知して表示します。
専用のアプリを使用することで、条件によってデバイスを動かすことができます。
例えば室内の気温が20度以下になったらエアコンをつける、室内が暗くなったら照明を点ける、など、自動的に行います。

とても小さいです。
シンプルなデザインで目につくところにあってもインテリアの邪魔になりませんね。
液晶の文字がはっきりと見えて、わかりやすいです。

CUBE Clicker 〈クリッカー〉

CUBE Clicker 〈クリッカー〉

ポチッとクリックして家電や照明を操作することができます。
操作できる機器は1つだけではなく、専用アプリケーションで制御する機器を設定できます。

例えば、夜寝る時にポチッとクリッカーをクリックすると、リビングの照明とテレビ、エアコンがOFFになり、寝室の照明とエアコンがONになる。
朝起きた時にクリックすると、寝室の照明とエアコンがOFFになり、リビングの照明とテレビ、エアコンがONになり、カーテンが開く。
というように、シーンでまとめて機器やデバイスを制御。

他に玄関で外出時、帰宅時などの設定をすると便利ですね。

スイッチとは思えないデザイン。
タッチするとカチっと押されます。
手のひら全体でも押すことができるので、手先の動きがスムーズではない年寄りや、両手がふさがっている場合でも肘で押したりできていい。

バタバタと外出する前に、あれを消して、これを消して……ということがなくなりますね。
家を出てから「消したかな?」と気になってしまうことって、誰でも経験があると思います。
そんな不安が解消されますね。

CUBE Motion Sensor 〈モーションセンサー〉

CUBE Motion Sensor 〈モーションセンサー〉

その名の通り動きを検知する機器です。
動きがあったことをスマートフォンのアプリケーションに通知したり、スポットミニとペアリングしている照明やテレビなどの赤外線対応家電を制御したり、カーテンモーターなどのスペースコアの各デバイスを制御。

これがセンサーだとは思えないデザイン。
小さいスタイリッシュなデザインなので、壁面に取り付けても部屋の雰囲気を損ねないですね。

DEFED Door/Window Sensor 〈ディフィード ドア・窓センサー〉

DEFED Door/Window Sensor 〈ディフィード ドア・窓センサー〉

太い方がセンサー本体。

裏側に電源スイッチがあります。
ブラケットや両面テープを用いて壁に設置します。

細い方がマグネット。

窓の本体から2.0mm以内、同じ高さのところに取り付けます。

マグネットの磁気をセンサー本体が感知し、窓の開閉を検知するもの。
接近する(2mm以内)とそれぞれのLEDインジケーターが点灯します。

これは電池式です。
おおよそ10年が交換のタイミングらしいです。
電池状態を示すアイコンがあるので、交換時期がわかります

目立ちにくいデザイン。
会場で見たときには実際にどのように取り付けるのか、どのような仕組みなのかわかりませんでしたが、これなら室内の雰囲気を損ねませんね。

INDOOR CAMERA 〈インドア カメラ〉

INDOOR CAMERA 〈インドア カメラ〉

室内用のネットワークカメラです。
水平345°、垂直90°の首振り機能があり、静止画も撮影できます。

動体検知機能もあるため、留守中の不審な動きなども離れたところからスマートフォンで確認することができます。
ペットやお子さん、高齢者の見守りにも。
スポットミニや他のデバイスと連携させて遠隔で室内環境を快適にすることもできます。

とても小さく、球体ベースのデザインなのでカメラといっても威圧感みたいなものは感じません。
それよりも「よしよし」と撫でてあげたくなるようなフォルム。

これなら、お子さんやペットも怖がることはないでしょう。
話しかけると、離れたところからスマートフォンでその様子を見ることができます。
小さいので置き場所を選びませんが、可愛いので家族の真ん中に置いてもいいくらいです。

Dimmer & Motion Sensor 〈モーションセンサー付調光スイッチ〉

Dimmer & Motion Sensor 〈モーションセンサー付調光スイッチ〉

照明器具の調光ができるスイッチに、モーションセンサーが一体になっているものです。
これは電気工事士さんによる設置前準備が必要とのこと。

スマートフォンのアプリケーションで調光ができると良いと思うのは、くつろいでいるときに照明も優しい間接照明風にできることでしょうか。
映画を見る時にも便利ですね。

Outdoor Camera 〈アウトドアカメラ〉

Outdoor Camera 〈アウトドアカメラ〉

屋外用の防水防塵カメラ。
撮影だけではなく、スピーカーでの音声の確認、センサーで異常を検知した時にはマイクで警告することができるもの。

夜間でも綺麗に映る高機能なカメラです。
375gの重さに耐えられる壁に設置します。

スマートロックと組み合わせることで、家族の見守りや不在の確認もできますね。
防犯や監視の用途で使われることになると思うのですが、思ったよりもずっと小さく、物々しさがない印象でした。

LED Bulb〈LEDバルブ〉

LED Bulb〈LEDバルブ〉

見た目は全く普通の電球です。
スマートフォンのアプリケーションで点灯や消灯、調光が行えるもの。

既存の照明器具の制御はスポットミニで行いますが、これは電球に通信機能が搭載されています。
イメージとして、照明器具に命令を送る(スポットミニ)、電球に命令を送る(LEDバルブ)という違いなのでしょうか。

Danalock V3 〈ダナロック ブイスリー〉とDanapad 〈ダナパッド〉

 

右側のドアノブの上にあるのがDanalock V3 〈ダナロック ブイスリー〉
スマートロックです。

施錠、解錠をスマートフォンのアプリケーションや音声「Hey、Siri」で行うことができます。
今使っている錠前と扉が適合しているものであれば利用可能。
サムターンを交換するだけです。

裏側は何も変わりません。

左側にある暗証番号を入力できるものがDanapad 〈ダナパッド〉
ダナロックと連携すると、暗証番号が鍵の代わりになるものです。

実は(だいたい誰かが在宅しているので)鍵を持ち歩く習慣がない我が家。
スマートロックを検討しています。
残念ながら対応の錠前ではなかったのですが、錠前本体はもちろん扉やドア枠などに傷をつけずに取り付けられるので、賃貸住宅でも簡単にスマートロックに取り替えられますね!

HA端子がある機器との接続

玄関ドア、リモコンシャッター、ガス給湯器など
HA端子がある機器であれば、接続が可能。
スペースコアのアプリケーションやスマートスピーカーで操作できます。
もちろん、スペースコアのセンサー等の他のデバイスとの連携も。

YKKapの玄関ドアが展示されていました。

後から設置する電子キーはやっぱり見た目が良くない、とか、玄関周りのリフォームの際や、新築の際に導入すると良いですね。

リモコン、カード、シール、おさいふケータイがキーになっているもの。
キーを近づけるだけでなくてハンドルのボタンを押すだけで施解錠できるのは便利ですね。

また床暖房のコントローラーが展示されていました。

裏側のこれがHA端子だそうです。

HA Interface Adaptor 〈HA 端子アダプター〉で制御します。

これを利用することで、すでに家にある機器でHA端子があるものが連携できます。
他には給湯器、エアコンなどにもついているようです。

外出先からそろそろ家に着くという時に、スイッチをON。
冬の寒い日だったら、家に帰ったらエアコンも床暖房もついていて室内は暖かく、お風呂にも暖かいお湯が張られてすぐに温まれるという状態ができる、ということ!
これぞ、夢のスマートホームって感じですね。

スペースコアのデバイスを実際に見た感想とわかったこと

全体的な印象

白くシンプルなデザイン。
おしゃれな店舗、清潔感を求めるクリニックや美容サロンなどにも向いているように思います。

カメラも小さく威圧的な感じがしないので、来訪者がある建物にも良いかもしれません。
インドアカメラは可愛らしく親しみやすいフォルムなので、受付などに置いても。

環境センサーは温度、湿度、照度で、モーションセンサーは動き、クリッカーはクリックが作動のきっかけになり、複数のデバイスを制御することができるもの。
設置場所、シーン、目的、作動させたいデバイスなど考慮して、快適に生活できるようにしたいですね。

環境センサー、モーションセンサー、クリッカーは同じ大きさ。
並べて設置することはないかもしれませんが、統一されているとあちこちで目にしても嫌な気がしないです。

作動条件を選べる

環境センサーは温度、湿度、照度で、モーションセンサーは動き、クリッカーはクリックが作動のきっかけになり、複数のデバイスを制御することができるもの。
設置場所、シーン、目的、作動させたいデバイスなど考慮して、設置・設定するととても便利だと思いました。

もちろんスマートフォンのアプリケーションを用いて、離れた場所からデバイス単体でも、まとめてでも操作することができます。
また、スマートスピーカーとの連携もできるので、声かけが作動のきっかけにもなります。

このように多くのデバイスと連携ができるだけではなく、まとめて作動させること、またそれぞれの作動条件を多く設定できることがスペースコアのメリットではないかと感じました。

スマートホーム化をするには、まずスマートステーションが必要だということ。
各デバイスは家の中のものを動かす役目があり、その各デバイスをまとめてスマートフォンのアプリケーションで操作できるような仲立ちをするのがスマートステーションという感じでしょうか。

スペースコアでスマートホーム化

スペースコアはデバイスの数が多い(20種類以上)ので家中丸ごとスマートホーム化が可能だという印象を持ちました。
Amazonなど通販サイトでスマートホームデバイスは購入できますが、メーカーが違うと別のプラットホームデバイスやアプリケーションを必要とします。

他のスペースコアの特徴

  • 家の間取り図をかいておくれば、それに必要なプランを提案してくれる
  • 自分で設定してコストを抑えることも、全部依頼しておまかせすることもできる
  • 電動シャッター、ガス給湯器など、現在利用中の機材にもよるが、一緒に制御することができる(電気工事が必要)

スマートホーム化は電気代の節約やペット・子ども・高齢者の見守りにもつながります。
ただ「便利」というだけではない「安心」も得られるものだと感じました!

スペースコアの導入については、スマートライト株式会社へご相談ください。

スペースコアのサイトではWEB上でバーチャルツアーができます。
実際に生活している感じを見ることができて、それぞれのデバイスがどのように使われるのかがわかりますよ。

SpaceCoreショールーム オンラインでの見学はこちら

こちらの動画ではスペースコアのデバイスで便利に暮らしている様子が見られます。