KNX視覚化サーバーComfortClickからDALI Device Type8の調色の器具を操作する方法
今回はDALI DeviceType8でXYや調色を選択できるSunricher社のSR-2309Pro5CというDALIコンバーターを使い、調色の器具を2回路分スマートフォンから制御するアプリケーションを作成。
機器構成
KNX-DALI Gateway : INTERRA KNX-DALI Gateway
DT8 DALIコンバーター : Sunricher (TYPE8)定電圧タイプDALIコンバータ: SR-2309Pro 5C
ETSの設定
GroupAddress
G1とG2にそれぞれ、BrightnessValueとColorTempratureValueをつくり、Statusも作成。
Deviceのパラメーター
DALI GroupのTenplateがあるのでそこを編集。
しかし、現在のところ、ColorTemplaterのGroupObjectは反映されないため、個別のGroupにも設定を行う。
DeviceのGroupObjects
ComfortClickの設定
ComfortClick側ではDevicesにKNXとしてTWというフォルダを作成しそこにG1,G2のそれぞれでDimLevelとColorTempのオブジェクトを作成。
DimLevelは1byte unsignedObjecでDPT(ValueType)は5.001 Scaling。
TemplateはDimmerを選択。
ColorTempは2byte UnsignedObjectでDPTは7.600 Absolute Color Temperature(K)。
TemperatureはColor TemperatureはColorTemprature Setting。
G1についてDimLevelとColorTempを挿入。
ColorTempはそのままだと色温度調節の単位が大きいので、AppearanceをManualにして1OperationのDeltaValueを10に変更。
ComfortClickの操作パネル
調光、調色が操作できることを確認します。
G1とG2のそれぞれでDimLevelとColorTempを作成しました。
こちらがDimLevelを調節するUI(10%単位).
1%単位で調光を操作する場合はこちらの画面になります。
こちらが調色のUIです。
動画