BACnetデータをComfortClickからMQTTでpublishする方法

前回、前々回とMQTTに関連した記事を投稿しました。

Sakura VPSにMQTT BrokerのMosquittoをいれてローカルのNode-REDから送受信する方法

KNX視覚化サーバーComfortClickからSakura VPSのブローカー経由でMQTTを送受信する方法

今回は、BACnetセンサーのデータをKNX視覚化サーバーComfortClickからMQTTでpublishする方法をご紹介します。

RoomControllerSimulatorでBACnetデータを送信

BACnetデータはRoomControllerSimulatorを使います。 詳細は、 ComfortClickでBACnet RoomSimulatorの温度を表示する方法 の記事をご覧ください。

ComfortClickのBACnetの設定

RoomControllerSimulatorの値は、Temperature.IndoorとTemperature.Water、Temperature.Outdoorの3つの温度を使用します。

それぞれのValueはTempratureのTemplateを設定しておきます。

ComfortClickのMQTTの設定

MQTT ClientのPublish MessageのPayloadをクリックします。

ここに、Temperature.IndoorとTemperature.Water、Temperature.Outdoorの3つの値を取り込むために、Addをクリック。

BACnet DeviceからTemperature.Indoorをクリック、PropertyからValueを選択してOK.

すると、このようにPropertiesのところにTemperature.Indoor.が表示されます。

同様にして、Temperature.Water、Temperature.Outdoorも追加します。

3つのValueが追加されました。これをJSON形式で送れるようにします。

{ "indoorTemp" : %0 , "waterTemp": %1, "outdoorTemp": %2}

StringEditorには上記の様に記載してOK。

FunctionsタブからPublish()をクリック。

Node-REDのDebugノードでこのように表示されれば成功です。

まとめ

以上、BACnetデータをComfortClickからMQTTでpublishする方法をご紹介しました。

ただし、MQTTでMessageを定期的にPublishするには、Programという機能を使う必要があります。

次回はその機能についてご説明します。